フォックスについて
1868年(明治元年)、トーマス・フォックス(Thomas Fox)が英国ロンドンの金融街シティで創業しました。以来130年以上の長きにわたり、傘の本場、英国の紳士必携の細身傘として世界で最も有名な傘ブランドとして認知されています。それまでの傘は、コットンやシルクに油を染み込ませた布地にフレームにはクジラの骨を使用したスマートとは言いがたい代物でした。その当時、1947年頃フォックス・アンブレラは英国空軍空挺部隊のパラシュート製作の経験から、初めてナイロン地の傘を開発しました。更にU字型断面のスティールフレームを骨組みとした英国紳士と切っても切り離せない「細身の英国傘」を誕生させました。
創業以来、熟練職人の手作業で仕上げる行程にこだわり続けています。現在でもロンドン郊外の本社工場では、木型による生地の裁断からミシンでの縫製、フレームの組み立て、天然素材を使用したハンドルの加工まですべての行程は、昔からの製法を受け継ぐ職人の手仕事や旧式機械によって作られています。工房の広さは百坪(330平方メートル)ほどで従業員もわずか20人。生産数は、年間2万~2万5千本です。その歴史が物語るクオリティで今もなお英国製ハンドメイド傘として世界中から厚い支持を得ています。
左)ハンドルを曲げる作業 右)ハンドルとシャフトの取り付け作業
Copyright © FOX UMBRELLAS OFFICIAL FAN CLUB All Rights Reserved by
BLBG Co ltd.